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ワシントン条約(CITES)ってなに?安心して飼っていいの?

ワシントン条約(CITES)ってなに?安心して飼っていいの?

爬虫類を飼おうとすると、よく目にする「ワシントン条約(CITES)」という言葉。
「なんか難しそう…」「学校で聞いたことある気はするけど・・・?」なんて不安になっていませんか?

実はこれ、「動物たちを守りながら、楽しく暮らすための大事なルール」なんです。
当店で扱っている爬虫類たちが、どうやって皆さんの元へ届くのか。
ハチュラルライフの和尚とスタッフのほのかが、わかりやすく解説します!


そもそも「ワシントン条約(CITES)」って?

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ほのか
和尚さん!商品ページに「ワシントン条約(CITES)」って書いてありますけど、これって私が飼ったらダメなやつですか?
学校の社会科で習ったような気もしますけど、中身までは覚えてなくて…。
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和尚
学校で習うけど,詳しくは教えてくれへんもんね〜。
動物好きやったら知ってて損はないんやけど「世界中の動物が絶滅しないように、みんなで守ろうね」
っていう国際的なルールのことやねん。
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ほのか
守るルール?じゃあ、販売しちゃダメなんじゃないんですか?
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和尚
そこがポイントなんやけど。 「絶対に捕まえちゃダメ!」な種類(付属書I類)と、
「数を決めて、ちゃんとルールを守れば飼ってもいいよ」という種類(付属書II類)があんねん。

基本は手続き不要!「付属書II類」

当店で販売しているボールパイソンやトカゲたちの中には、「付属書II類」というグループに入っている生体もいます。

  1. 絶滅しないように管理が必要
  2. 国からの許可があれば、輸入・輸出ができる
  3. 日本のお店で売られているなら、そのまま飼っても大丈夫!
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ほのか
へえ~!つまり、ちゃんとした手続きをして日本に来た子なら、私が飼っても問題ないんですね!
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和尚
そそ! この輸入手続きは、業界のプロたちが全部済ませてるから、
お客様が飼うときに役所へ行って申請書を書いたりする必要は一切ないんよ。

【超重要】「登録票」が必要な子もいます!

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ほのか
あれ?でも和尚さん、「登録票がないと違法!」みたいな話を聞いたことあるんですけど、それは都市伝説ですか?
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それね!それは都市伝説じゃなくてホンマの話。 「付属書I類」という、さらに希少種の子たちなんやけどね。
このクラスの子たち(例:一部のリクガメや希少なトカゲなど)は、原則取引禁止なんやけど、
「規制される前から日本にいた子」「日本国内で合法的に生まれた子」に限っては、特別な許可があれば飼うことができるねん。

【ここだけは覚えてね!】 「付属書I類」の子たちには、
国が発行した「国際希少野生動植物種登録票」という免許証みたいな書類が必ずついてくる。

この「登録票」がない状態で、譲渡・売買・飼育・繁殖をすると…違法行為になります。

  • 売る人も、買う人もアウト!
  • タダであげるのも、もらうのもアウト!
  • 「登録票」は、絶対に生体と一緒に移動させなきゃダメ!

「マイクロチップ」が入ってるって本当?

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あの、その希少種の子たちって、「マイクロチップ」が入ってるって聞いたんですけど……。
これって最近話題の、犬や猫に入れるチップと同じことですか?
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いい質問! 実は、犬猫のチップ義務化(動物愛護法)とは、法律も目的もまったく違うねん。
希少種(I類)の子たちのマイクロチップには、下みたいな重要な意味があんねん。

■ 1. 国際的なID管理のため このチップは、「登録票」とセットになっています。
「このカメさんは、登録票番号〇〇番の個体ですよ」と証明するための絶対に必要な身分証明書なんだ。

■ 2. 密輸や盗難を防ぐため 経済産業省や環境省といった国の機関が厳しく管理していて、
悪いこと(密輸など)ができないように、個体識別措置として装着が義務付けられているんだよ。

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ほのか
へぇ~!迷子防止だけじゃなくて、「間違いなく正規のルートで来た本物ですよ」っていう証明
のためにチップが入っているんですね!
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和尚
その通り。だから、もしI類の子を飼うことになったら、以下の流れをしなあかんよな。
  1. 購入時:お店から「生体」と「登録票」を受け取る(チップは既に装着済み)。
  2. 帰宅後:「飼い主が変わりましたよ」という届出を登録機関に出す。

希少種を購入・飼育するには、きちんと行政機関に届出を出す。という手間が増えます。


ハチュラルライフのこだわり:未来を見据えて

当店では、正規ルートの証明はもちろんですが、何より「ブリーディング(繁殖)」に力を入れています。

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ほのか
かわいい赤ちゃんを増やしたいから、だけじゃないんですか?
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和尚
それもそうやねんけど、もっと大事なんが
「Ⅱ類も、いつかはⅠ類に上がるかもしれない」という危機感やね。
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えっ、今大丈夫な子も、将来は飼えなくなるかもしれないってことですか?
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そうよ。いろんな要因で野生の数は減り続けているからね。
せやから、そういうことも考えて飼育しないとあかんし、うちのみたいにブリーディングに重きを置く店は飼育者さん以上に意識して取り組まんとあかんのよ。店で増やしたCB個体を広めるんは、野生の動物を乱獲から守ることにも繋がるやん?「ブリーダー」であることにこだわるのは、10年後、20年後も爬虫類との暮らしを守りたいからやねん。

豆知識:レッドリストとどう違うの?

他にも「IUCNレッドリスト」という言葉も聞きますが、ワシントン条約とは少し役割が違います。

  • IUCNレッドリスト(健康診断) 「この種はそろそろ絶滅しそうだよ」「まだ大丈夫だよ」という危険度ランクのこと。規制する力はありません。
  • ワシントン条約 / CITES(法律・ルール) レッドリストなどの情報を参考にして、実際に「輸出入を制限しよう!」と決めた国際ルールのこと。

まとめ

【付属書II類】

  • 購入後の手続きは一切不要!
  • お店にいる時点で合法なので、そのままお迎えOK!

【付属書I類(一部の希少種)】

  • 「登録票(カード)」が絶対に必要!
  • 「マイクロチップ」で個体管理されている希少種!
  • 購入後は、名義変更の届出が必ず必要!

ハチュラルライフでは、現在だけでなく未来の爬虫類カルチャーを守るため、法令遵守とブリーディングに真剣に取り組んでいます。 「この子はどうなの?」と気になったら、いつでも店頭で聞いてくださいね!


🔗 もっと詳しく知りたい方へ(公式リンク)

正確な情報を知りたい方は、以下の公式サイトも参考にしてください。

  1. 環境省(レッドリストについて)
    https://www.env.go.jp/nature/kisho/kisotishiki/redlist.html
    日本の絶滅危惧種についての解説ページです。
  2. 経済産業省(ワシントン条約について) https://www.meti.go.jp/policy/external_economy/trade_control/02_exandim/06_washington/index.html
    日本の輸入ルールや手続きについて詳しく書かれています。
  3. CITES(ワシントン条約事務局・英語)
    https://cites.org/
    条約の公式サイトです。
  4. IUCNレッドリスト(英語)
    https://www.iucnredlist.org/
    世界の絶滅危惧種のリストです。

080-5326-7041